所沢の土地勘!街の特徴、道路や交通網、気候などについて

所沢市は埼玉県西部、武蔵野台地に位置していて南部には狭山丘陵が広がっています。

狭山丘陵から流れる東川、柳瀬川は市内東部へ流れ、最終的には荒川に合流します!

山口貯水池(通称:狭山湖)は所沢市内にありますが、東京都民用の水源となっていて、東京都水道局が管理しています。

所沢駅には池袋を起点とする西武池袋線と、西武新宿を起点とする西武新宿線の2つの路線が東と南からやってきて、所沢駅で互い違いで乗り入れているのが特徴!

その後、2つの路線はそれぞれ北と西とに進路を変え、所沢市内を横断する形になっています。

西武池袋線は、西武有楽町線経由で東京メトロ有楽町線・副都心線・東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線と相互直通運転を行っていますね!

JR武蔵野線は、所沢市内での他路線との接続はなく、所沢市と東村山の境に新秋津駅と西武池袋線秋津駅があります。

道路は関越自動車道が東部を通過していて、国道463号(旧・県道浦和所沢線)と所沢ICで接続します!

国道254号と国道463号は新座市の英インターで交差した後、市中心近くに至ります。

その先の宮本町交差点を起点に、そこから2本に分かれ

・北側は通称「行政道路」
・南側は通称「国道463号、若しくは行政)バイパス」

として入間市へと続いています。

所沢駅前の「プロペ通り」を中心とした地域は繁華街で、西武百貨店、イオン(旧ダイエー)の他、多くの飲食店、衣料品店などがあります。

プロペ通りから続く「ファルマン通り」も古くからの繁華街で、旧市役所のあった元町を経て、金山町の交差点まで続く「銀座商店街」があります。

現在は銀座商店街には高層マンションが立ち並んでいます!

航空公園を中心とする並木地区には公共機関が集中しているのと、在日米軍所沢通信基地があります。

新所沢は都市公団(現・都市再生機構)、小手指は西武鉄道とそれぞれが開発した集合住宅が広がっています。

近年では旧市街地に超高層マンション建設が相次いでいて、ベッドタウンとして人気が高まっています!

所沢市のほぼ全域は典型的な内陸性気候の特色を持っていて、夏は高温、冬は寒冷な気候です。

ただ、アメダスは狭山湖畔に設置されていて、湖の影響を強く受ける海洋性気候の特徴を持っています。

そのため、アメダスで観測される数値は周囲よりも冬は冷え込みが弱く、夏は逆に冷涼となります。

実際に、標高が100mほど低いさいたま市に比べると平均最低気温や最低気温極値は高くなっていますが、夏季の場合は風向き次第ではフェーン現象の影響を受けて、このアメダス地点においても高温となることもあります!

なんと所沢の最高気温極値は2018年7月23日に観測された

「39.8度」

と、さいたま市の39.3度よりも高くなっていて、湖と反対側からの風の影響次第では高温となることもあるのです。

冬は南岸低気圧の影響で大雪となる事もあります。

内陸にあることから、雪のまま推移する事が多く、その場合は埼玉県内では東部よりも降雪量が多くなる傾向があります。

2014年2月14日の大雪の時には所沢中央消防署で積雪57cmを記録しています。

この辺は少しだけ注意して下さいね!