西武池袋線と聞くと、通勤や通学で使う方も多い路線ですが、実は住む場所としても魅力的なエリアが広がっているんですよ。
近年「住みたい街ランキング」にも名を連ねることが増えてきたこの沿線。
東京都心から埼玉方面へ延びる路線として、アクセスの良さも人気の理由の一つです。
どんな魅力が詰まっているのか、これから具体的にご紹介していきますね！
目次
西武池袋線の魅力と人気の理由
西武池袋線がなぜ「住みたい街ランキング」に登場するようになったのか、理由はいくつかありますが、まずはその魅力に触れてみましょう。
沿線には「池袋」「練馬」「所沢」「清瀬」など個性豊かな街が揃っており、それぞれ違った雰囲気や生活のしやすさがあります。
これらの街には、都会的な便利さと自然の豊かさが共存しているところが多いんです。
例えば、駅周辺に商業施設や飲食店が多く揃っている一方で、公園や緑地もあるので、自然を楽しみながら暮らせますよ。
これらのポイントが、暮らす人にとって安心感を与えてくれるんでしょうね。
また、西武池袋線は運行本数が多くて遅れが少ないと言われており、通勤通学のストレスを減らせる点も魅力の一つです。
これまで都心へのアクセスが重視されてきた中で、特に近年では「仕事も遊びも生活も大切にしたい」と考える方が増えているため、こうした便利さが評価されているんだと思います。
住みやすい沿線としての評価
沿線には、都市部と郊外の二つのエリアがあり、それぞれ異なる魅力があるんです。
都市部エリアとしては「池袋」「練馬」「石神井公園」などがあり、利便性が高いことから若い方や単身者にも人気ですね。
一方、郊外エリアには「清瀬」や「所沢」「小手指」など、自然と住宅地が広がる街が多く、ファミリー層が住みやすいと感じられる環境が整っています。
また、都市部に比べて郊外エリアの家賃相場が比較的抑えられている点も住みやすいポイントですね。
東京の都心部に出やすいのに、家賃が抑えられていることで、家計に余裕が生まれるのは嬉しいですよね。
さらに、休日には近隣の自然スポットでリフレッシュできるのも、このエリアならではの魅力でしょう。
子育てにも適した環境が整っているため、落ち着いた暮らしを求める方には郊外エリアが向いていると思います。
利便性とアクセスの良さ
西武池袋線は、東京の中心「池袋」から埼玉方面に向かう路線で、他の路線との接続も非常に良いんです。
池袋駅ではJR山手線を始めとする複数の路線に乗り換えが可能で、都内の主要エリアへのアクセスもスムーズですよ。
さらに、副都心線への直通運転があるため、渋谷や新宿三丁目、横浜方面まで乗り換えなしで行けるのも便利ですね。
これだけのアクセスの良さがあるため、沿線に住むことで仕事もプライベートも両立しやすくなるでしょう。
例えば、平日は通勤に便利な池袋エリアに住んで、休日は沿線の緑豊かな公園やレジャースポットで過ごすといったライフスタイルも実現できます。
アクセスが良いことで都心での仕事や遊びと、住みやすさの両方を手に入れられるわけです。
こんな風に西武池袋線沿線には、暮らしやすさを感じられる要素が詰まっているんですよ。
都心部でアクティブに働きたい方も、のんびりした生活を送りたい方も、自分に合った暮らしを見つけやすい場所と言えるでしょう。
昔も今も変わらず人気のエリア
東京都にあたる「江古田駅」「練馬駅」は今も老若男女問わず住んでいる人が多く、何不自由なく過ごせる街です。
特に江古田駅は武蔵大学江古田キャンパス、日本大学芸術学部、武蔵野音楽大学などあり、「学生の街」とも言われています。
また、「池袋」は「治安が悪い」「ガラが悪い」などのイメージが強かったこともあり、昔から人気というわけではありませんが、ここ数年でとても人気になっている街（駅）で住みたい街（駅）のランキングに入っています。
西武池袋線の郊外（埼玉県エリア）に入ると今現在、再開発をして人気の街となりつつある「所沢」があります。
埼玉県・所沢市はあのプロ野球チーム「西武ライオンズ」のホームタウンで、試合が行われるときは町中が賑わっています。
とはいえ、若者がギャーギャーと騒がしい街というわけではなく「活気がある街」というイメージですし、住環境で言えばむしろ住みやすいエリアと言えます。
もちろん、当ブログ管理人である私も西武池袋線の所沢に住んでいます。
今回は、実際に住んでいる経験を生かし独自目線で「住みやすい街」を駅別に紹介します。
ここが「住みやすさNo1の街」です！
西武池袋線の路線図がイメージできない人もいると思いますので、都市部（主に東京都23区内）と郊外（東京都23区外＆埼玉県）に分けてそれぞれの「住みやすい街」をご紹介します。
住みやすい都市部エリアTOP3
都市部エリアの中でも、特に住みやすいと評判の駅を3つご紹介しますね。
それぞれの駅には独自の魅力があり、通勤や通学にも便利ですし、生活インフラも整っているので、幅広い世代から人気を集めています。
暮らしやすさ抜群の「石神井公園駅」
石神井公園駅は、急行や快速電車が停車する駅としても知られており、池袋まで乗り換えなしでアクセスできる便利な駅です。
駅前には大型スーパーや飲食店が並んでおり、日常の買い物に困りません。
また、駅から少し歩くと石神井公園が広がっていて、都会的な雰囲気と自然が調和する魅力的な環境が整っています。
広々とした公園でのんびりとした時間を過ごせるため、散歩やジョギングを楽しむ方も多く見かけます。
駅周辺には新しいマンションも多く建設されているので、ファミリー層や単身の若い方にとっても居心地が良いでしょう。
「池袋」のイメージとその変遷
池袋といえば、かつては「治安があまり良くない」「人が多すぎて落ち着かない」といったイメージがありましたが、最近ではそのイメージが少しずつ変わってきています。
（IWGPというカラーギャングを元にしたドラマが流行ったのも影響しているかも知れませんし、池袋を「ブクロ」と呼ぶようになったのもこのドラマがきっかけとも言われています。）
2016年4月に繁華街の中にある公園がリニューアルして芝生公園化やカフェ併設によりイメージチェンジに成功しており、昔とはだいぶイメージが変わっています。
池袋駅はJR山手線を始め、4社8路線が乗り入れ、1日約260万人の乗降者数を誇り、新宿に次ぐ国内2位（世界2位）の巨大ターミナル駅を抱える、東京でも有数の街であり、今はとても人気の街になりました。
特に2016年にリニューアルされた「南池袋公園」は、芝生広場やカフェが設置され、都会のオアシスとして親しまれています。
以前よりも住みやすいエリアとして再評価されているのが、池袋の現在の姿ですね。
また、池袋駅から少し離れた西池袋エリアには閑静な住宅街が広がっており、治安も安定しているため、住環境としても注目されるようになりました。
都心へのアクセスの良さも抜群で、忙しいビジネスパーソンや学生にも人気のエリアと言えるでしょう。
ただ、山手線沿線ですので家賃は高めですが狙い目のエリアは治安も比較的良い「西池袋2,3,4丁目あたり」です。（西武池袋線の椎名町に近いエリアでもありますが）
徒歩15分くらいで池袋駅に着きますので近からず、遠からずというエリアです。
もし池袋エリアに住もうと思ったらこのあたりのエリアが”池袋”を楽しめることでしょう。
※西池袋2丁目エリアは池袋だけでなく高級住宅街の「目白3丁目」とも隣接しているエリアです、目白駅にも徒歩10分くらいですのでとても良いエリアと言えます。
老若男女問わず人気の街「練馬」
練馬は、利便性と住みやすさのバランスが取れた街であり、老若男女問わず人気がありますね。
「西武池袋線」「都営大江戸線」「西武有楽町線」「西武豊島線
」の4路線が利用可能なため、池袋駅・新宿駅・渋谷駅といった山手線内のターミナル駅へ直接アクセスでき、さらに横浜・お台場へ行くにも便利な街です。
駅直結の大型複合施設coconeri（ココネリ）は、ユニクロやライフなど生活に便利なお店が入っているので、都心に出なくても練馬で簡単なショッピングが可能ですし、南口にある商店街は美味しく安いお店が多く仕事帰りにふらっと立ち寄れるのでお酒好きにもオススメですね。
ここまで便利な駅ですと、「治安」が気になると思いますが、練馬駅周辺は賑やかなものの、5分も歩けば閑静な住宅街が広がりますし、すぐ隣の桜台駅近くに行けばとても住みやすい環境と言えます。
ちなみに、練馬区役所本庁舎の20階の展望ロビーからは、富士山やスカイツリー等を一望できちゃいます。
石神井公園駅の特徴と魅力
石神井公園駅は、利便性と自然が調和する、暮らしやすいエリアとして知られています。
急行や快速が停車するため、通勤や通学においてもとても便利なんですよ。
急行・快速停車駅としての利便性
石神井公園駅は、急行や快速が停車するので、忙しい朝の通勤時間帯でも池袋へスムーズにアクセスできる点が魅力です。
また、沿線に商業施設も多いため、駅での乗り換えもスムーズに行えます。
周囲には大型スーパーやドラッグストアが立ち並び、生活に必要な物が駅周辺で揃うため、急な買い物にも困りません。
自然と都会が共存する住環境
石神井公園駅の名前の由来でもある「石神井公園」は駅から徒歩7分の場所にあり、自然に囲まれた環境でリフレッシュできるんです。
広々とした園内には池や緑地があり、週末には家族連れや友人とピクニックを楽しむ人々が多く訪れています。
都会にいながらも自然を感じられるこの環境が、石神井公園の住環境としての大きな魅力でしょう。
ファミリー層におすすめな理由
石神井公園駅周辺は、新築マンションが多く建設されており、若いファミリー層にも人気です。
また、駅周辺には幼稚園や保育園も充実しているため、子育て環境としても適しています。
平日は通勤、休日は自然豊かな石神井公園で家族と過ごすという生活スタイルも理想的ですね。
池袋駅の再評価と人気の要因
池袋駅周辺は、最近になって住みやすい街として再評価されています。
昔とは違い、治安の改善や商業施設の充実が進み、多くの人が生活しやすい環境が整っていますよ。
住みたい街ランキング上位の背景
池袋が「住みたい街ランキング」にランクインするようになったのには、商業施設のリニューアルや公園の整備が関係しています。
南池袋公園の芝生広場やカフェが居心地良く、都会のオアシスとして多くの人が訪れるようになり、イメージが大きく変わりましたね。
西池袋エリアの住みやすさと治安
池袋駅周辺は繁華街としても知られていますが、西池袋エリアは閑静な住宅街として落ち着いた環境です。
都心の利便性を活かしながらも、安心して住める地域として注目されています。
治安も良好で、特に西池袋2丁目や3丁目周辺はファミリー層にもおすすめです。
周辺エリアと隣接するメリット
池袋駅から徒歩圏内にありながら、隣接する目白駅や西池袋エリアには落ち着いた雰囲気が漂っています。
池袋から少し離れるだけで静かな生活が手に入るため、仕事とプライベートのバランスを取りやすいでしょう。
練馬の便利さと住環境
練馬は、アクセスの良さと生活のしやすさが両立したエリアとして、多くの人に選ばれています。
4路線の利用でアクセス抜群
練馬駅では、西武池袋線に加え都営大江戸線や西武有楽町線、西武豊島線も利用可能です。
主要ターミナル駅へのアクセスが良いため、通勤にも大変便利で、どこに住んでも満足度が高いでしょう。
大型施設「ココネリ」と商店街の充実
駅直結の大型複合施設「ココネリ」には、日常生活に便利なお店が揃っており、必要な物がすぐに手に入ります。
また、駅の南口に広がる商店街は地元の方々に愛され、リーズナブルな価格で美味しい食事が楽しめる飲食店が多いです。
駅周辺の治安と住宅街の特徴
練馬駅周辺は、5分ほど歩けば閑静な住宅街が広がり、落ち着いた環境で暮らせます。
賑やかな駅前の雰囲気と、静かな住宅街が程よく分かれているため、都心でありながらゆったりと過ごしたい方にぴったりですよ。
西武池袋線の郊外エリア
続いて、西武池袋線の郊外（東京都23区外＆埼玉県）エリアの中から選ぶ「住みやすい街」を紹介します。
池袋駅まで約20分の東京都の市【清瀬】
清瀬駅は、東京駅よりも大宮駅のほうが近い埼玉寄りの駅ですが、駅周辺は再開発が実施された影響で、多くの人々で賑わう活気溢れる街でとくに北口は大型複合施設の「クレア」があります。
一方、駅前から離れると、公園や神社が多く昭和の雰囲気を感じさせる住宅街が広がっています。
清瀬駅は駅から離れると、スーパーや飲食店がほとんどなくなるので、食料品を買うにも一苦労になってしまいますが、駅から離れ過ぎなければ比較的バランスの取れた住みやすい街です。
駅前にはカフェなどがあると思ったら、意外と公園や川などの自然も多いので、都会と田舎のいいところを取っているような街で非常に住みやすいと言えます。
西武池袋線の住みやすさNo.1街【所沢】
埼玉県に入ると「どうせ東京以上の街は無いでしょ」と思っている人が多いことでしょう。
しかし、実はそうではありません。実は西武池袋線の中でもこの街が1番住みやすいのでは？という街があります。
それが「所沢」です。
埼玉県の所沢市というと、埼玉県の中でも大宮や浦和に匹敵する要所として知られています。
西武電鉄の本拠地ともいえる場所であり、付近には埼玉西武ライオンズの本拠地である、西武ドームも建てられています。人口もかなり多く商業的な視点でも見ても、大型のショッピング施設も多く買い物やレジャーなど、かなりの充実さを感じる人も多いのではないでしょうか。
所沢には買い物できるスーパーがあり、駅の近くにある「プロぺ通り」には、たくさんのお店が並んでいます。つまり所沢を簡単に一言で言うと・・・・
「結構栄えていて色々充実した街」です！
その背景に一人暮らしの人だけでなくファミリー層にも人気がある街ですし、西武池袋線の他に「西武新宿線」もあるのでとても利便性の良い街なんです。
意外と都会的な部分と利便性だけがメリットではありません。自然豊かな所沢は実は住環境がとても良いんです。例えば、西武ドームやスキー場、西武園遊園地などの施設が充実しているため、家族連れが多く集まるにぎやかな街並みがあります。
周囲の自然やレジャー環境も非常に充実しているので、平日は都内の職場に通い、休日は所沢近辺で家族のい時間を過ごしたりなど色々と魅力的な街です。
意外と穴場な街（駅）かも！？【小手指】
上記と同じ「所沢市」のエリアになってしまいますが、所沢駅よりもさらにリーズナブルで住めてしまうのが小手指駅です。
所沢市には西武池袋線の他にも「西武新宿線」「西武狭山線」などがあり、所沢駅や西所沢駅で乗り換えをしないと行けない駅も多いですが、この小手指駅は池袋駅まで乗り換え無しで利用することができます。
また、池袋駅からは深夜バスが出ていて、終電を逃しても帰宅できるので安心です。
利便性が良いだけではありません。小手指駅から西へ約10分行くと、のどかな田園風景が広がっています。駅周辺は新しめのマンションが多く建っていて、駅から離れると一戸建てや低層マンションが建ち並んでいます。住宅が多い街なので、ファミリー向けや単身向けの物件が豊富です。
「西友」「イトーヨーカドー」などの買い物スポットが駅周辺に点在しています。とくに「西友」は24時間営業しているので、時間を気にせずお買い物ができて便利です。
他にも、近くには狭山湖など自然が豊富なので小さな子供を育てるには非常にいい環境が整っています。その割には西武池袋線が副都心線と直通になったことから池袋、新宿、渋谷はもちろん横浜方面へのアクセスも非常よくなっています。また、圏央道の開通で車の移動も非常に便利な地域です。
西武池袋線沿線に住んでいる管理人の意見
当ブログの管理人である私は「所沢」に住んでいますが、ここでは書ききれない程、本当に西武池袋線沿線には魅力的な街が多いです。
最近では、西武池袋線よりも同じ西武鉄道の西武新宿線の方が人気があるのでは？と思う人もいますが、西武新宿線もまた、魅力あふれる街が多い路線のひとつだと思っています。（西武新宿線は美味しいラーメン屋さんがたくさんありますよね。笑）
