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家を買って後悔・失敗している人は意外と多い!?
今は東京都心部に住んでいるけど、いつかは郊外で家族と一緒にのんびり過ごしたいという思いを持って埼玉県・所沢市に戸建ての家を買おうとしている人はあなただけではありません。
ただ、所沢に家を買う場合でなくても全国には家を買って後悔・失敗している人は意外と多いものです。それは新築・中古どちらでもそうですし、戸建・マンションでもそうです。
今回は「中古・戸建て」の家を買う場合に絞って、私の知人でもあり信頼できる宅建士の方から『家を買う前に知っておくべき失敗しない家の買い方』を教えてもらいましたのでその内容を存分にお伝えします。
新築でも中古でも「立地」にはこだわるべき!
まず家を買う場合、それが新築でも中古でも間違ってはいけないのが「立地」つまり、「場所」です。
家を買う場合は家を借りるのとは違って、嫌なことがあっても簡単に引っ越しをすることが難しいです。そのため、これらのことは事前にリサーチをしておかなければなりません。
1.近所にはどんな人が住んでいるか
2.「南側」には何が建っているか
3.災害に強いか(過去に災害にあったか、地盤なども)
近所にはどんな人が住んでいるか?
これは中古の戸建物件を見にいくときにそれとなくどんな人が住んでいるか不動産業者へヒアリングしてもいいですし、実際に買うと決定した場合に決済を済ませる前に隣近所の人に挨拶へ行ってみるのがいいでしょう。
こういうことを言うと「挨拶は家を購入してから行けばいいのでは?」と思う人もいるでしょうが、それでは正直、遅いです。
もし本当に生理的に無理な人が住んでいたら、一生その隣人と顔を合わせながら生活していかなければなりません。そんなの耐えられますか?私なら無理です。
また、口(くち)うるさいおばさんなどが住んでいる場合もあります。だからこそ、一度会って話してみる必要がありますし、話せばある程度のことはわかると思います。
マンションなどでは本当に隣人同士のトラブルが絶えないと言いますが、戸建て物件でも同じです。昔から住んでいる人からすると引っ越してくるあなたは新参者(よそ者)と思う人は少なくありません。
家を買った後で何かトラブルになってしまっては遅いです。そうならないためにも「どんな人が住んでいるか」などを事前にリサーチをするようにしましょう。
「南側」には何が建っているか?
これも家を買う前に事前リサーチすべきポイントです。
家が建つ「南側」は陽の光が入ってくる方角になります。そのため南側にスペースがないと家の中に全く光が入ってこない物件になってしまいます。
よくある話が家を買う前は南側には何もなかった(空き地だった)けど、家を買った数年後にマンションが建設されてしまい、せっかく買った家には光が入らず年中電気をつけないといけなくなってしまったというケースです。
これでは本当に後悔しますし、家を売ろうとしてもなかなか売れないと思います。
このような状況にならないためにも、「今、家の南側に何があるか」を把握し「今後、どのような建物が建つか」を不動産業者に聞いたりすることは忘れずに行いましょう。
ちなみに1番いいのが「南側が道路(公道)」の場合です。これだと簡単に道を潰して建物を建てることができませんので、将来に渡って(ほぼ確実に)南側には何も建たないと言えるでしょう。
災害に強いか(過去に災害にあったか、地盤なども)
家を買おうとしている人が1番心配なのが「地盤の強さ」「災害が起こりやすいエリアかどうか」などではないでしょうか。
2011年3月11日の東日本大震災も記憶に新しいですし、近年の水災害なども深刻な問題ですので気になって当然だと思います。
この災害に強いかどうかは以下のサイトで地盤の強いエリアかどうか知ることができます。
出典:地盤サポートマップ
https://supportmap.jp/
また水害がおきるかどうかはその町のハザードマップを見ると分かります。
ちなみに所沢市の洪水ハザードマップはこちらです。
出典:所沢市洪水ハザードマップ
https://www.city.tokorozawa.saitama.jp/hazardmap/zentaizu/01zenzu.html
また、所沢は水害よりも土砂災害の方が懸念すべきことかと思います。
その場合はこちらの「土砂災害ハザードマップ」を見るといいでしょう。
出典:土砂災害ハザードマップ
https://www.city.tokorozawa.saitama.jp/moshimo/bosai/sonaeru/saigaisonae1/bousai20160520102655180.files/dosyasaigaihm.pdf
新築、中古問わず家を買う場合はこのくらいは調べてからの方がいいですよ。ぜひ参考にしてくださいね。
意外と気にすべきなのが「売却理由」
中古物件の場合、「売主がなぜ家を売ろうとしているのか?」ということは意外と重要なポイントだったりします。
引っ越しするのか、売り急いでいるのか、お金に困っているのかなどもそうですし、どんな人が住んでいたのかなども不動産業者に聞いてみるといいと思います。
売り急いでいるのなら価格交渉ができますし、売主がどんな人なのかで買うかどうかを判断することもできます。
例えば、中古物件で今は綺麗にリフォームしてあるけど、以前はゴミ屋敷だったとかも十分あり得ます。ですので「売却理由」「どんな人が住んでいたのか」などは事前に聞いておくといいですよ。